税理士と会計士の違いとは?

会社の数字に関する専門家といえば、税理士と公認会計士。

どちらも同じ?公認会計士の格が上なんじゃない?

その違いをわかる人の方が少ないくらいだと思います。

税理士と公認会計士では、どのような違いがあるのか、みていきたいと思います。

One way

※この記事は、投稿日時点での法律・状況等に基づき執筆しています。

税理士と公認会計士の違いとは

それぞれ、「税理士法」と「公認会計士法」に定義されており、規定する法律自体が違います。

税理士とは

税理士の業務は、次のようなものとなります。

  1. 税務調査のときなど、納税者に変わって税務署と交渉する
  2. 税金の申告書を作成する
  3. 納税者からの税務相談にのる
  4. 上記3つの付随業務として、納税者の会計帳簿を作成する etc.

ひとことで言うならば、「税金の専門家」ということになるでしょう。

公認会計士とは

公認会計士の業務は、大企業が作成した財務書類が適正なものかどうか監査・証明することにあります。

公認会計士の業務内容は、税理士とは全く違うものであり、別の分野の専門家と言えます。

街で見かける公認会計士の看板は、実は税理士

街なかで「◯◯公認会計士事務所」の看板を見かけることがあるかと思います。

この街なかの小さな「◯◯公認会計士事務所」、実は税理士業務を行なっています。

公認会計士は本来、監査法人に所属して大企業の監査をおこなうのがその業務ではありますが、税理士として登録すれば、税理士としても独立・開業することができます。

最後に

「税理士事務所」、「会計事務所」、「公認会計士事務所」、いずれもその業務内容に大差はありません。

代表の税理士と面談し、御社に合った事務所を選んでください。

会計事務所と税理士事務所の違いとは?
会計事務所と税理士事務所、何か違いはあるのでしょうか。