青色申告とは?青色申告の特典と、その特典を受けるための条件【フリーランス・個人事業主】

スポンサーリンク

 

フリーランス・個人事業主として独立・開業したら、『青色申告承認申請書』の提出を忘れずに。

この申請書を提出することにより、税金計算上、様々な特典(優遇措置)が受けられます。

必ず提出しなければならない書類ではないのですが、お得ですので、とりあえず出しておくべきでしょう。

前川秀和税理士事務所 サービスメニュー

IMG 7578 1

※この記事は、投稿日時点での法律・状況等に基づき執筆しています。

スポンサーリンク

青色申告の特典

主な特典には、次のようなものがあります。

  1. 最大65万円の所得控除
  2. 配偶者に支払った給料を経費計上
  3. 損失の翌年への繰越
  4. 貸倒引当金の計上
  5. 30万円未満の備品(減価償却資産)を全額経費計上

1,最高65万円の控除が受けられる

実際に支払った経費のほか、最高で65万円の控除が受けられます。

経費として余分に65万円分の控除が認められるのであって、所得税が65万円安くなるわけではありません。

いずれにせよ、大きい金額ですので、青色申告最大のメリットと言ってもいいでしょう。

2,配偶者に支払った給料を経費にできる

生計を一にしている配偶者や親族に支払った給料を、経費にできます。

ただし、その場合、その配偶者や親族は、控除対象配偶者や扶養親族にはなれず、所得控除を受けることができませんので、適用する際は検討が必要です。

また、適用には、青色申告承認申請書とは別に『青色事業専従者給与に関する届出書』の提出が必要です。

3,損失を繰り越せる

赤字決算であった場合、その損失を3年間繰り越すことができます。

例えば、今年は赤字で、来年は黒字であったとすると、来年の黒字の金額から今年の損失の金額を控除することができます。

4,貸倒引当金を計上できる

売掛金や貸付金がある場合、その金額の5.5%を経費にすることができます。

これは、その売掛金や貸付金が万が一返してもらえなかった場合を想定して、その計上が認められているものです。

実際に外に出て行くお金ではないものを経費として計上できるため、特典と言えるでしょう。

5,30万円未満の備品であれば、全額経費にできる

通常、減価償却費として数年間で経費にしなくてはならない備品などでも、30万円未満のものであれば、一括で経費として落とせます。

『青色申告承認申請書』の提出期限

業務を開始した日から2ヶ月以内に、管轄の税務署に提出しなければなりません。

(1/1〜1/15に業務を開始した場合には、3/15が提出期限となります。)

青色申告の特典を受けるための条件

青色申告の特典を受けるには、申請書を提出するほかに、複式簿記による帳簿を作成しなければなりません。

これは、会計ソフトを使用していればその条件は満たされます。

青色申告の特典を受けるには、会計ソフトの導入は必須です。

クラウド型の会計ソフトである「freee」や「MFクラウド確定申告」、デスクトップアプリである「やよいの青色申告」などがおすすめです。

確定申告、おまかせあ〜れ〜

個人の確定申告(所得税、消費税)うけたまわっております。
・フリーランス、個人事業主
・土地や建物をお売りになった方
・不動産の賃貸収入がある方
・給与や年金だけだけど、確定申告が必要な方 など

起業・独立
スポンサーリンク
前川 秀和をフォローする
前川秀和税理士事務所|東京都中野区の税理士